11月17〜19日とKTと米沢旅行いってきました。
長いです。ごめんなさい。
<一日目>
旅程は貧乏なので行きも帰りもヤコバで東京経由、あとは鈍行にて〜な
感じを予定して出発。行きはまずまず予定通り。
朝イチで東京、上野経由でいざ〜
車窓からの景色とか。最後の方の奥羽本線の電車がめっちゃかわいかった。
あと乗り換え駅の行き先案内板の『米沢』の字に過剰反応してえづくイサペツ、引くKT。
米沢とうちゃっく。
昼の1時半ごろだったか。
終始ワサワサしていた。落ち着けと諌められる。
しかし2人とも初めての東北に尋常なテンションではなかったと思われる。
いざ上杉神社へ。
駅前のレンタサイクルが借りられており、徒歩にて。
最上川を見て異常に興奮状態の2人。
『これが五月雨を集めてはやいと有名な・・・!!!』を連呼。
これはこの旅行中最上川にかかる橋を通るたびに連呼されることとなる。
依然として興奮しきりの2人。
上杉神社にまずはご挨拶。
入り口付近にはためく『毘』と『龍』の軍旗に最高潮。
(この写真見づらいですが)
上杉神社境内は冬支度真っ只中でした。
普通に参拝できない事よりも慣れない風景をみてこれまた興奮。
しかし翌日この『冬支度』による障害が出ようとは予想だにせんかった。
本殿も冬支度。
なんか軒下にガラス防御壁みたいなのがあった。
『ジャーン!謙信公みーっけ!!!ドーン!』
とか素で言い放つ異邦人2人。
相当煩かったと思います・・・
色々アングルを変えて撮影。
恥なんて京都駅に置いてきましたよ。
上杉博物館のでかさに恐れ慄いた!!!
形が東京上野の近代美術館?だっけ?に酷似。
規模も、酷似。
でかいよ!さっすが上杉。
しかし日没の速さに時間切れ。
とりあえず入ってショップで本を買い漁った。あと武将の花押シール。(マニアック!)
帰り道、用水路に渡る小さな橋に『毘』字が!!
立小便避けと思われる。地元だと鳥居です。
なるほど!全ては『義』なのですね!謙信公!!(C)話を聞いていない直江inエンパ
お金がないので一晩目は外食をさけて地元スーパーにて刺身と揚げ物を購入。
スーパーの袋があまりにもめんこいので撮影。
一日目の書籍の収穫。
米沢駅に着いてまず買ったのが本でした。
駅の観光案内のおっちゃんにも前代未聞的なことを言われる始末。
帰る時点ではあと4冊増えていたので宅急便にて送った よ。
<2日目>
朝イチで夜明けと共にホテルのレンタサイクルにて出立。
最上川沿いでは厚い雲の隙間から朝焼けが帯になって漏れてくるとゆう絶景を見れました。
写真にはうまく撮れんかったがあの景色は一生忘れないとおもう!
結局早く出たはいいものの朝一で向かった上杉家廟所は9時からで、
入れなかったんですが、門柵の隙間からのぞくだけでスピリチュアルさにあてられて
ガクブルしました。とんでもないよあの場所は・・!!!
時間までコンビニ飯買って上杉神社で腹ごしらえしておりました。とさ。
開門時間ジャストに廟所とうちゃっく。
実際入ってみたらこれまた尋常じゃなかった。
あっこにはなんか絶対いてはる。そう感じるほどすげーオーラだった気がする。
廟所を管理してらっしゃるおじいちゃんと暫しお話できて色々聞けて楽しかった。
廟所の手前のところのお寺さんの入り口に書いてあった言葉。
グッサリくる。
はーいほんでお次は春日山林泉寺にやってまいりましたぞ〜〜
直江のお墓ですぞ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!
テンションもガン上がって入っていったら・・・・
ん????
おぉ!?????? え??????
もももしや・・・・・・
んおぉぉぉぉぉ!!!!直江とお船さんのお墓!!!!
に
変な機械がッッッ!!!!!!!!
おもっくそ侵入されておりますぞ!!!!!!!笑
普通に拝めない事態にだいぶショックで呆然と立ち尽くしてはいたんですが
だんだんと”外さない直江”がオイシイな!と!!!!
笑いがこみ上げてきてKTとあわや爆笑になりかけた。
機械の正体はどうも冬支度の一環の大掃除の為のものらしく、お墓の敷地の中では
おっちゃんがせっせと石灯籠の掃除をなさってました。
ちょっと遠慮しながらしかし引き下がる訳にはいくまい!と
『拝ませて頂いてもいいでしょうか??』と聞いたら破顔して『どうぞどうぞ!!!』と
快く中に入れてくださったので機械の足をまたいで中に入ってちゃんと拝めました。
おっちゃんの笑顔にキュン!!!
そのおっちゃんに『どこからいらしたんですか?熱心ですね!』と言われ
少し心が痛みましたとさ・・・!!!あぁぁぁ土下座な気持ち・・・。
気を持ち直して・・・
兼続公のお墓からの景色!
すっごい綺麗なところでした。
お墓にあった松がこれまた立派ですごかった!
右の写真はまたヤツがおりますが!!笑
あとこれ・・・・
作業中のおっちゃんのものと思われる眼鏡が・・・・・
KTに『もう直江さんのでいいやん!?』と言われてとんでもなくときめいた・・・
本人の墓前であるまじき気持ち・・・!!!!!
もうほんと全世界に土下座。
ほんでこれまた五月雨を集めてはやいことで有名な最上川!(もういいよ)
自転車で一路宮坂考古館へ〜
のはずが途中で見つけた味噌屋さんにて味噌と漬物を購入。
もう米沢なら、上杉ならなんでもときめく状態。
ハイほんで宮坂考古館!
行ったらおばちゃんが開館してくださった!
中に展示してある直江の鎧を見て体格を想像してドンなる2人。
背ェ高!!!!!!!!!!
胴ほっそ!!!!!!!!
なりました。
その横の慶次の鎧でまた
でっか!!!!!
派手・・・・!!!!!!!
となりました。慶次はやっぱり相当傾いておられました。
ひとしきりはしゃいでお次は前日締め出された上杉博物館へ〜
博物館内で見つけた直江コーナーの直江とおぼしき人の絵。
ちょうかっこいいですが!?
資料の為と、思わず許可をとりパシャリ。
あとこれ直江漫画みたいなのがあってそれの中の直江さん。
ちょういい絵!!!!!
そんで『だんな』と呼ばれる直江にキュン。
この展示物によると家臣は景勝様を『お館様』、直江を『だんな』と呼んでいたそうだ!!!
ぐ、ぐぉぉぉ・・・・・キュン死する。
つかこの博物館で見かけた絵は全部なんだかすごく魅力的だったよ。
4人くらいの方が絵に携わってらっしゃったぽいんだが全部好きな絵でした。スゲー。
あとこんなおもろい博物館ひっさしぶりでした。
うちの大学の博物館実習ここ行った方がいいよ!絶対いいよ!!!
博物館として最高でした。楽しめた〜〜
大阪歴博とか大江戸博だっけ?と同じかそれ以上に楽しかったです。
さーてさてそんで次どこ行こうとなったときにイサペツのわがまま提案が炸裂しまして
KTを巻き込んで最上川の上流にある直江が治水のために手掛けたっつう『直江石堤』へ。
これが・・・・・・・
激烈遠い。
往路は道がわからんのと上り坂だもんでとんでもなく果てしなく感じました。
だって米沢観光地図に一応載ってるっつっても道の途中で省略記号で途切れててさ・・・
地元のおっちゃんに聞きながら目指しました。
実際途中で一回道無くなりよるし・・・泣
市街地から40分くらいレンタサイクルこいで、
ついにそれらしき河原に到着〜〜
直江石提一帯は整備されてちょっとした公園チックになっておりました。
しっかしよう残ってるもんだなぁ・・・と。
ほんでやっぱ直江ってすごいなぁ・・・と。
無双っつうかなんと言うか普通に歴史上の人物としてキュンです。
あたりは夕暮れ近くで肌寒くなってきまして、感動しながらもずっと
心の片隅で今便所行きたくなったらどうしよう・・・とどきどきしておりました(汚)
あ、そんでこれはあれです、五月雨をよく集めるので有m(略)
奥の山々はおそらく奥羽山脈!!!!
雪をかぶっていらっした!
この日の晩飯は金を使いすぎて米沢牛専門店にて食らう程の金が残っておらず、
駅から上杉神社までの道の途中にあった『米沢牛すじ煮込み』の看板の気になる居酒屋さんへ。
女将さんがめっちゃ楽しいお方で臨席したおっちゃんともたくさん喋り倒してホテルに戻った次第です。
ホテルにて二泊してるあいだ呑んでいた米沢の地酒〜〜
どっちも程よく辛口で美味かったのである!美酒美酒!
<3日目>
朝起きて、ホテルをチェックアウト(10:30)して山形へ〜。
長谷堂に行くのであるぞ!と意気揚揚と電車に乗り込み、
車窓の景色で奇跡的な絶景を目の当たりにしたりして、感動しつつ、山形入りしました。(11:40くらい)
山形駅にて余裕ぶっこいて立ち食い蕎麦屋にて朝飯をかきこみ、
この日も鈍行にて東京に戻る気であったので一応駅員さんにダイヤを聞いたところ、(11:57)
『12:09発の電車に乗って頂かないと無理ですね』
と笑顔で言われ、立ち尽くしました。
無理やん、長谷堂・・・・!つか猶予時間みじかっっっ!!!!
となりましたがもうヤケクソを起こして急遽東北新幹線にて上野まで出る決心をし、
予定外の大出費に茫然自失となりながらも長谷堂行きバスに乗り込む。
バスからの道路の看板。
『バキャーン』
『イテテテ・・・』
『イッケネー!』
と書いてあります。
この看板にすっごい励まされました。もっそい笑った・・・。
さてさて長谷堂に到着しまして、山はわかれど道が分らずで取り合えず事前Kさん情報にて
バス停前公民館にて地図をゲットして向かいました。
にもかかわらず結局なんかすっごい細い獣道じみたところから登り始めてしまう始末。
え・・・?ここ・・・?てなったけど勢いで突入。
もうすぐ山頂!
途中で産まれて初めて遭遇する規模のムイムイ柱(空中に群れる小虫の集合体)(私らはこう呼ぶ)
に阻まれ一時立ち往生しましたがなんとか登山!
来た!!!!グフフ・・・
ぐるりの景色。
長谷堂にあった説明書きには長谷堂の名撤退戦についてではなく、
上杉の猛攻にも落城しなかった堅城としての表記が目立って、歴史の両面性に直面する。
まぁそらそうだわな〜当り前といえば当り前だ。笑
山頂にてまったりするもイサペツの尿意の訴えにより下山。
だって寒かったんです・・・・。
長谷堂城のお山!!
長谷堂城址までを導いてくれる道標に絶対ついてたキャラ・・・?的な何か。
KTと『やまがたちゃん』と命名。(勝手)
またバスにて山形駅まで戻り、新幹線の時間までお買い物をし、
ちゃっかり駅弁を買って上野まで戻り、同日の夜行バスにて京都に戻りましたとさ!!
おわり!!!!!
死ぬほど長い・・・・・・・すいませんでした。